映像編集で必須!アクションつなぎとは?
カットとカットのつなぎ目が不自然になってしまうとき
アクションつなぎができていないのかもしれません。
映像のクオリティを上げるためにも基本のアクションつなぎは
しっかり押さえておきましょう。
【目次】
1.アクションつなぎとは?
2.アクションつなぎとジャンプカットの違い
3.アクションつなぎ実践
4.まとめ
1.アクションつなぎとは?
まずアクションつなぎとは何なのでしょうか?
アクションつなぎとは映像編集の技術のひとつです。
一つの動作をあえて二つのカットに分けそれを不自然なくつなげます。
そのため撮影時にサイズや角度の違うカットを撮影する必要があり、演者の方には2回同じ演技をしてもらうことになります。
このアクションつなぎをすることによって映像のメリハリがついたり、映像のテンポがよくなったりします。
カットは違えど一連の流れをスムーズに見ることができます。
2.アクションつなぎとジャンプカットの違い
アクションつなぎと対比して「ジャンプカット」という技法もあります。
ジャンプカットは、アクションつなぎと違い一連の流れを見せるものではなく、
まったく違うカットをつなぐことによって映像に動きを付け、時間や空間を飛ばしていくという技法です。
アクションつなぎとは違ってインパクトのある映像になるため、印象付けには結構効果的だと思われます。
でも多用すると何が何だかよくわからなくなるので、ここぞというときの効果づけに活用したらいいと思います。
3.アクションつなぎ実践
では実際どのような映像になるか見てみましょう。
今回はコップで飲み物を飲むという動作をアクションつなぎとジャンプカットの両方で見てみましょう。
こちらがアクションつなぎ
引きの飲み始めとアップのコップを口につけるカットをつなぎ
コップで飲み物を飲んでいる動作として認識できます。
ただ引きの映像が続くよりもサイズが違うカットが続くことにより、さらにスムーズに見ることができます。
こちらがジャンプカット
ひとつのカットの中で間を切り特殊な映像になっております。
かくかくした動きになり、けっこうおもしろくなります。
特徴的な映像になるため印象付けには効果的な技法だと思います。
4.まとめ
カットを切るところを変えたり、つなぎ方を工夫することによって映像の印象は全く変わってきます。
このような技法を知っているのと知らないのでは、まったく編集のクオリティも変わってきます。
今回あげたのはたくさんの編集技術のなかのふたつです。
基本的なものですのでしっかり身につけましょう。