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カメラマンの技術に絶対必須!第3弾レンズの特性

せいや


さてさて、第3弾となりました!
第1弾→カメラ・ワークの基本
第2弾→カメラの画面サイズの基本

レンズの特性も知っておかないと、いい画は撮れないですよ!

1.標準・望遠・広角レンズ
2.絞り(アイリス)と被写界深度(デプス)
3.まとめ

1.標準・望遠・広角レンズ

標準レンズ

人間の目に一番近い立体感で被写体を捉えることができるレンズです。基本、自分のビデオカメラのズームレンズで、この標準レンズの状態がどこにあるかは必ず把握しておきましょう。スチルカメラは一般的には50mmレンズが標準とされていますが、ビデオカメラの場合は、映像素子のサイズによって標準レンズの焦点距離は異なります。
主要なレンズには次のような目安があります。
焦点距離50mm→もっとも人間の目で見た映像に近い
焦点距離35mm→片目の視界に近い
焦点距離28mm→両目の視界に近い
焦点距離85mm→凝視したときの視界に近い

望遠・広角レンズ

最近のカメラにはほとんどズームレンズが付いていますね。広い範囲が写る「広角レンズ」、狭い範囲を画面内に大きく写す「望遠レンズ」です。
どちらを使うかは、「完成系の絵」によって決まります!撮影する立ち位置が決まったら、そこで絵の見え方は確定しますよね。あとはその絵をどのくらいの範囲で切り取るか。ということです。

解りやすく言うと、旅先の絶景を広く映したい時は広角レンズ、景色の一部をクローズアップして映したい時は望遠レンズです!

2.絞り(アイリス)と被写界深度(デプス)

レンズには絞り(アイリス)が付いています。絞りの大きさを表す数値を「F値」と言います。F値が小さいほど明るい(レンズが絞られていない状態)レンズ、F値が大きいほど暗い(レンズが絞られて光が入らない)レンズになります。人間の目は、F値で言うと約1.0と言われていて、非常に明るいレンズと言えますね。

また、絞りには光量を調整する役割のほかに、被写界深度(デプス)を調節する役目もあります。漢字で5文字、ウム、なんなのだ。。。となるかもしれませんが、解りやすく言えばピントが合う範囲、「ボケ具合」です。

下の説明映像は絞りと被写界深度が理解しやすいです。

F値が小さく光量が大きいほど被写界深度は浅くなり(ピントの合う範囲が狭い)、F値が大きく光量が小さいほど被写界深度は深くなります(ピントの合う範囲が広い)
 
適度なボケ味を出すことで、メインの被写体を引き立て、画全体の雰囲気を柔らかくできますよ!

 

3.まとめ

さて、今回はレンズについてお話しましたが、3弾まで来るとカメラのこともだいぶわかってきますね!
カメラをもっともっと楽しんでもらいたいです!
ちなみに「ボケ」という用語ですが、英語(“Bokeh”【ホウ・ケイと発音】)にもなってるんですよ!

 

 



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