映像編集の基本を振り返ろう
今回は映像編集の基礎に戻り編集っていったい何なのか
どうして編集が必要なのか
映像編集にはどのような種類があるのか
こういったものを自分の振り返りも含み、紹介してみようと思います。
【目次】
1.映像における編集とは
2.映像編集のカットの種類
3.編集の流れ
4,まとめ
1.映像における編集とは
まず映像制作における編集の位置づけを確認します!
映像編集は映像制作の中での最終段階の作業です。
撮影段階でどんなにいい映像撮れたとしても、それをよくするのも悪くするのも編集の腕にかかってきます。
編集をする際につなぐカットによって、映像から受ける印象・意味は大きく変わります。
編集にはいらないところをカットしたり、特に見せたいところを強調させたり、
上記の二つを合わせて映像に意味を持たせるという役割があります。
撮影された映像素材の必要な素材を選び、つなぎ合わせエフェクトなどの効果を加えることによって、ひとつの作品に仕上げていくことです。
2.映像編集のカットの種類
前にあげたアクションつなぎ記事の関連なのですが
https://cinemadrive.jp/edit/2394/
アクションつなぎ以外にもカットの種類はたくさんあります。
①インサートカット
ひとつのシーンの中に独立したカットのことを指します。
例えば下記のカットの流れになります。
走っている女性
日ののぼるカット
同女性
同じ映像内に別カットを挟み込むことによって状況を把握させたり、映像の世界の広がりが出ます。
②POV
POV(Point Of View)とはつまり一人称視点の映像のことです。
一人の人間の目線の映像のことで、登場人物の視点で映像を見ることができるので、自分が映像の世界に入り込んだような気持ちになることができます。
POVで作られてる映画で「ハードコア」というものがあります。
めちゃめちゃ面白いので是非ご視聴ください!
http://hardcore-eiga.com/
上記のようにカット割りにもたくさんの種類があります。
3.編集の流れ
ここで編集の一連の流れを確認したいと思います。
(あくまで私のやり方なのでこれが絶対というわけではありません)
①素材の取捨選択
撮影素材の必要なもの不必要なもの
メインの素材になるもの、インサートカットなどの素材を分けます。
作業する上で素材を分類分けしておくと、作業が効率的に進められます。
②粗編
次に粗編という作業をしていきます。
粗編とは本編集の前にカットを大体並べることです。
ここで大まかな映像の攻勢を決めていきます。
ストーリーがある場合は、ストーリーに沿って起承転結の流れに映像を並べます。
③カットを整える
ここで粗編で構成した映像を整えていきます。
各カットのバランスを考えて映像自体をほとんど完成させます。
④視覚効果・テロップなどを追加する
映像をさらに印象的にするために、エフェクトやテロップを追加します。
映像の目的やテーマと、トーン&マナーがそろうように注意しましょう。
⑤SEなどを追加
映像の印象をより強くするためにSE(効果音)をつけます。
BGMやSEで映像の印象はかなり変わります!
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
映像制作において、編集は非常に重要な役割を担っています。
映像の印象を決めるのは編集といっても過言ではないと思っています。
これからも精進したいものです。